増える囚人、賑やかになる監獄

原神

今までの世界任務を振り返るのにちょうどいいと思います。記事にするのには短いかと思ったネタをまとめてみました。

追加要素が豊富なので記事にしました。ver4.2までのフォンテーヌの魔神任務、世界任務、伝説任務のネタバレが含まれるので注意してください。

メロピデ要塞のマップ

南のワープポイントから行くことができます。旅人の居室や医務室があるエリアです。

要塞のアイコンからワープすることができます。リオセスリの執務室や食堂があるエリアです。

エレベーターが3機もあります。東のエレベーターから生産エリア・上層に行くことができるます。上層にはアイルスがいます。

この記事を書くまでこのマップきちんと把握できていませんでした…。

増える囚人

アイルス

任務「古き色合い」(4.0)。ジェイコブの依頼によってマメールの家を荒らしました。

共犯のカイカーウス、カイクバードが罰金を払って釈放されているため、それほど重い罪ではなかったのかもしれない。

「狡猾バブルオレンジ」

任務「悪党ども」(4.1)。「秩序のフルーツ団」の幹部の一人。「残酷ドドリアン」「スタイリッシュザイトゥン桃」「堅実ググプラム」とボスのほか組織には数十人いるらしい。名前の特産物と髪の色が対応している。「純潔の水」の調合方法を独占しようとして団から追われていました。

この人は自分から「純潔の水」を売るために入っています

ナッカー

任務「フォンテーヌ科学院年代記」(4.1)、「想定内の計画」(4.2)。フォンテーヌ科学院から「アルケウム動力コア」を盗みました。

ナッカーの目的は名誉だったと考えられます。エドウィンの影に隠れて評価されなかったのが不満だったのでしょう。

以前、この記事でナッカーの目的はアルケウムの研究を先に進めることで、クロニエも計算の内だったということを書いたのですが、ナッカーの話を聞く限りクロニエはただの邪魔だったみたいですね。

エドウィン・イースティングハウス

任務「想定内の計画」(4.2)。フォンテーヌ科学院においてアルケウムの実験の失敗により施設の損壊及び人的損失を出しました。

エドウィンについては生存しているので爆発の時にいなかったという証言は確かに信用できます。あの爆発事故は第三者によって引き起こされた可能性があります。

もっとも、一方でエドウィンはアルケウムの中毒による精神異常を起こしている可能性もあります。

生産エリアにレクラードというおじいちゃんがいるのですが、彼は頭痛の原因が「黄緑色の石」(=アルケウム)という話をしています。

アーダーン(医者)は頭痛と妄想の原因はほかにあると言っています。しかし、これは被ばくした期間の差によるとも考えられます。ともかく「フォンテーヌ科学院年代記」において指摘されていたようにアルケウムは人体に影響を及ぼすものであるのは確かです。

今後の鍵となるのはファデュイのルワリヤコンチーニでしょう。おそらく「問題メリュジーヌと解決ロボ」に出てきた執行官と関係があると思います。

「勇猛ヴァルベリー」

任務「問題メリュジーヌと解決ロボ」(4.2)。「秩序のフルーツ団」のメンバー。団をクビになった後に詐欺グループ「エレガント商会」のNo.42となる。ロシェから借金を取り立てようとしていたところで旅人と鉢合わせました。

「狡猾バブルオレンジ」とは仲が良かったらしい。ヴァルベリーとバブルオレンジもいつか再会する日が来るかも?

ご丁寧に人数分のバブルオレンジを並べていたのはそういう理由でした。

罪を犯した者たち

印象に残ったキャラクターをリストアップしました。メロピデ要塞に収監されていない人も含みます。細かいことをいうともっといます。

(画像をタップすると拡大します)

画像名前
リリア窃盗
マーセル殺人
ロレンツォ殺人
ジェマ窃盗ほか
ヴァージル詐欺
ジュヌビエーヌブ傷害
ポワレ窃盗
シャンヴァロン
クトロ窃盗
ドメニコ密輸及びメリュジーヌへの脅迫
ドゥジェー囚人への暴行・脅迫
リオセスリ殺人
エドウィン業務上過失致死
ナッカー窃盗
ユンカー窃盗
バティスト殺人
ベロニカ殺人
モリス殺人
アトーズ殺人
オータム殺人

一番印象に残ってるのはマーセルです。

マーセル:正義を追求し茶番を求める、一般人の苦痛にまるで見向きもしない

4.0のPVで一番印象に残ったセリフでした。まさかこんなことになるとは。被害者の多さといい動機といい「連続少女失踪事件」が一番狂っているなと感じました。

審判の国のせいか他の国よりやたら罪を犯した人たちが目立つような気がします。

「決闘裁判」

フォンテーヌの司法制度のもう一つの謎は決闘裁判です。中世には決闘裁判(Gerichtskampf)というものがあったのですが、13世紀までにはほぼ廃止されています。公的には禁止されていたものの、フランスでは「名誉を守るための決闘」という私的な決闘が上流階級に広まっていたそうです。16世紀にはその死者は数千人に及んだとか。たぶん元ネタはこの名誉を守るための決闘でしょう。

フォンテーヌではなぜそれが「公的に」認められています。しかも「決闘代理人」という役職を設けてまで。

この制度を用いた人ってだいたい深い理由があるんですよね。カーレスパルジファル、そしてモッソ博士です。パルジファルについてははっきりと説明がされていませんがポワソン町の包囲を経て決闘代理人マルフィサになにが「正義」かを問いなすためであったと私は考えています。

果たしてこの謎が明らかになるときは来るのでしょうか?

おわりに

ver4.1~4.2まで追加要素があったのでもしかしたら今回のバージョンでも追加があるかと思っていたのですが、特になかったのでここで記事にしました。ベロニカいるかなと思って探してみたのですがいませんでした。

今年はもっとこういう記事を書きたいです。

(おわり)

ManQ

原神も3年目となり新しい楽しみ方を探すべくブログを始める。
ストーリーのテキストをじっくり拾って読むのにはまってます。
神話は詳しくないので頑張って調べてます。

ManQをフォローする
原神
シェアする

コメント

  1. 兵隊 より:

    コメント失礼します。
    フォンテーヌに入ってから個人的に最も惹かれるのが、なんの説明もないけれど圧倒的な戦力を誇る地方伝説の面々です。

    ゲーム内で関連する文書がないからか、考察などで彼らが何者かに触れている人は皆無です。

    ただ単に名もない実力者というところなのか裏に緻密な設定があるのか考えるとワクワクします。

    地方伝説という謎の肩書きの強者たちについて、ManQ様はなにかお考えでしょうか?

    • ManQ ManQ より:

      コメントありがとうございます。地方伝説面白いですよね。こういうフィールドボス待っていた人も多いと思います。
      なるほど確かにその背景についてはあまり語られていないように思います。

      最初の方に出てきた名前はアーサー王伝説やシャルルマーニュ伝説などから拾ってきたものがあります。
      例えば湖辺のヴィヴィアン(Vivianne of the Lake)は湖の乙女(Lady of the Lake)。
      アンジェリカ(Angelica)とメドロ(Medoro)は『狂えるオルランド』に出てくる名前だそうです(シャルルマーニュ伝説は詳しくないです)。
      これらはフォンテーヌの元ネタの一つとなった中世文学から拾ってきたものだと考えられます。
      フォンテーヌの純水騎士の元ネタが聖杯騎士なので関係がありそうです。

      リアムとロッキー・アヴィルドセンについては「レインボーローズの理想」に出てくる二人だと思います(世界任務「ルロワ」や「格律のない自由詩」など)。
      沈玉の谷で実装された天虞は『山海経』に出てくる名前だそうです。

      ホヨバの作品だとアニメとか映画が元ネタというのもあるので特定が困難です
      (例えばロッキー・アヴィルドセンで連想するのは『ロッキー』のジョン・G・アヴィルドセン監督でしょう。地方伝説のロッキーもボクシングしてます。)

      純水騎士などレムリア関連はフォンテーヌ後半の世界任務の内容と関わってくると思うので楽しみにしてます。

タイトルとURLをコピーしました