ブノワ・ルロワについて

原神

世界任務「ルロワ~三途の川を引き返す~」(ver4.3)ほかブノワ・ルロワに関連する世界任務のネタバレが含まれているので注意してください。任務「格律のない自由詩」「暁の即興詩」のネタバレも含みます。

あの世界任務クリアしてちょっとよくわからなかったと思った人向けの記事です。

4.2から少しずつ書かれていた「秋」に関する話が一段落しました。

この世界任務は選択肢によって結末の印象が変わります。そのためまだやってない場合は慎重に吟味することをおすすめします。

23/12/25「ルロワ~縛首~」の部分に追記あり

重罪人:秋について

サーンドル河で雑貨屋を営んでいたブノワ・ルロワ(以下「ルロワ」とします)は秋(以下「オータム」とします)を養女として受け、上流階級の男性と結婚させて富を得ます。最初の旦那は高齢だったため亡くなり、続いて、二人目の旦那と結婚します。彼女はルロワの言いなりでした。

二人目の夫は殺害され、オータムは犯人として逮捕され、メロピデ要塞に収容されます。この時の裁判でルロワは証人として出廷しませんでした。最後まで彼はオータムのことを道具としてしか見ていませんでした

「レインボーローズの理想」との出会い

オータムはメロピデ要塞である勧誘を受けます。フォンテーヌ廷とは別の「正義」を掲げる人たちがいました。それが「レインボーローズの理想」です。こうして彼女は脱獄し、放浪生活を始めました。

「女性犯罪者、秋。殺人罪を犯し、メロピデ要塞での服役に向かう途中で脱走。瞳の色は紫、やせ型。脱獄時に仲間の協力があった可能性が高い」

全然レインボーじゃないじゃないか!って突っ込みたくなると思うのですが、元々は七色あったようです。日本では虹は赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7色と考えられています(中国ではどう考えてるのかちょっとわかりません)。

今のところはっきりと関わっているのはルージュとフリーマン、リアム、ロッキー・アヴィルドセン、アトス(アトーズ)、秋、パーカー、バローの八人(1+7)です。肩書に「」がついてる人はみんな関係者と考えている方もいて、なるほどと思いました。

こうしてオータムは娘を探し、ルロワに制裁を加えるために仲間とともに活動を始めました。

ブルノ・ルロワについて

以上の前提をふまえて、もう一度この世界任務のストーリーを読み返したいと思います。

ルロワ~三途の川を引き返す~旅人は求人を見てルロワの下へ向かう
ルロワ~処刑隊~モリィと出会う。モルティシアと娘婿アトーズも登場。
ルロワ~護送~アトーズがルロワと会わないように求める
ルロワ~真昼の決闘~サーンドル河に行きルロワの過去が明らかになる
ルロワ~縛首~ルロワは旅人に助けを求めようとする
ルロワ~夜の女王のアリア~ルロワは逃亡するも捕まる
ルロワ~美貌の友~後日談
ルロワに関連する任務

ルロワ~三途の川を引き返す~

そもそもブルノ・ルロワがスチームバード新聞の「人生いろいろ」のコーナーに求人を出したのが始まりです。それが半年前の話。

そして、彼は旅人の仕事を断ります。つまり、この時は人手の問題が解消されていたと考えられます。それがモルティシア(Morticia)です。

※Morticiaは「葬儀屋」という意味。『アダムスファミリー』のモーティシアと同じ。

このとき彼はまだモルティシアの正体に気づいていなかったと考えられます。なぜ気づいてなかったかというとルロワは道具としてしかオータムのことを見てなかったからです。加えてメロピデ要塞にいるはずのオータムがいるわけがないというのもあったでしょう。

モルティシアは上流階級の恰好をしたアトーズと結婚してまた希望が見えてきます。富をゲットするチャンスです。

ルロワ~処刑隊~

ここで初めてモリィに出会います。

ルロワ:ありがとう、モリィ。お前さんの美しい紫の瞳には、慈悲の光が宿っている。

あとでわかるのですがモリィはいざというときの保険でした。

ナナ

(ここでも「前の娘」と言っているように「今の娘」モルティシアの正体に気付いていません

これが任務「格律のない自由詩」に出てきた「ナナ」です。

ペニー:ナナさんはフォンテーヌ廷出身で、素敵な名字を持ってる…ル…

ペニーは冒険者のバローとパーカーの娘で後見人のルージュに預けられています。そして、旅人に影響を受けてペニーも将来は冒険者になろうと決意します(「格律のない自由詩」)。

「お土産」

モルティシアはこの後に自らがオータムであることを明かしたと考えられます。ブルノ・ルロワからすれば寝耳に水です。殺人でメロピデ要塞に収容されているはずのオータムがいるわけないですから。

「お土産」の中身は次の次の任務で明らかになります。


ここでアトーズはモリィにもうここに来ないで欲しいということを告げます。それから旅人も不審に思います。

ルロワ~護送~

モルティシアの正体を知ったルロワ。

さすがに怪しすぎると思った旅人とパイモンはこの夫婦について調査を始めます。

ルロワ~真昼の決闘~

『真昼の決闘』は色んな作品でパロディされている有名な映画です。見れば既視感を覚えると思います。最後のシーンを特によく覚えてます。この任務においてはなぜこれを用いたのかは謎。

家の前にいた新聞屋と家の裏にあった箱を調査した結果から旅人はサーンドル河に向かいます。そこで、ルロワの過去、彼にはオータムという養女がいたこと、そして、彼女を嫁がせたことによって彼は富を得たことが語られます。

オータムは二人目の夫を殺害した罪でメロピデ要塞に送られたことが明らかになります。

ルロワはこの裁判においてオータムのために証言することをせずに見捨てました。そうしてオータムはメロピデ要塞に収監されることになります。

ルロワ~縛首~

ここでルロワは一度助けを求めたのに諦めています。これについては二人目の夫を殺した犯人は実はルロワだったりするんじゃないかなと思っています。つまり、騒ぎを起こすと自分の犯行が発覚してしまうおそれがあったから一度は助けてもらうのをためらった。結局旅人に助けをもとめているのですがそれは騒ぎを起こさないやり方でした。ただし、これについては全く根拠がありません。)

アトーズは旅人に最後の警告をします。そしてルロワは旅人にこっそり手紙を残しました。

ルロワ~夜の女王のアリア~

「夜の女王のアリア」とは、モーツァルトが作曲したオペラ『魔笛』に登場する夜の女王によって歌われるアリアを指します。2曲あって、その2曲目が「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」Der Hölle Rache kocht in meinem Herzen)という名で知られています。

旅人は約束通りルロワを待って一緒に逃亡するのですがアトーズが先回りしていました。

ルロワの言い分は、他のサーンドル河の住民を引き合いに出して、オータムが豊かな生活を送れたのは自分のおかげなんだから恨まれる筋合いはないというものでした。オータムは娘の居場所を聞き出そうとしたのですが、ルロワは最後まで吐きませんでした。

ここの選択肢でシナリオが分岐します。

A「自分たちで解決すべき、もう口を挟まない」
B「彼らにブノワさんを傷つけさせない」

どっち選んでもルロワは殺されますが、後日談が変わってきます。

ルロワ~美貌の友~

Aルート

翌日になるとルノワの家の前にモリィがいます。彼女はルノワの下を訪れたのですが不在で、旅人にバブルオレンジを渡して帰ろうとすると家の中からオータムとアトーズが出てきます

アトーズはルロワがこの世にいないことを匂わせます。

一方、オータムはマリィを見て気づきます

「モリィ」のことでルロワはモリィの両親を「ゆすっている」といわれます。その内容はおそらく「モリィ」の実の親が殺人犯オータムであることと考えられます。娘モリィに知られたくない秘密といえば確かにそうです。

最後に自分の娘にプレゼントするはずだったオルゴールをパイモンにプレゼントして終わります。

Bルート

ルロワについてはモリィのパパが新聞で読んだことが語られます。

オータムとアトーズは出てきません。モリィからバブルオレンジを受け取って終わりです。

オルゴールは秋(オータム)のシェルターの机の上に置いてあります。

Bルートとるとわかりづらいんですよねこの任務。

その後

掲示板に行くと訃報が出ています。

「…古き隣人であり、我らが友でもあったブノワ・ルロワ。どうか、あらゆる水が彼の高貴なる魂を慰め、安らかな眠りの旋律をもたらしますように…」

ユーフラシア編集長の立ち位置について

私はルージュではなくこの人がもしかしたら元締めなのではと疑っていました。オータムがフォンテーヌ廷にいることといい、フォンテーヌ廷に内通者がいることは明らかです(フリーマンを助けたのも彼女でした)。

特ダネよ!

と言いたいところなのですが、不思議な点があります。彼女の行いの結果、旅人とパイモンはオータムとアトーズの邪魔をしています。ユーフラシア編集長と彼らの繋がりがあるとするとやや不自然に感じます。

もっとも、旅人に結末を見届けてもらいたかったということも考えられます。まさに「見届けし者」ですね。

おわりに

これも実はフォンテーヌのテーマの「正義」の話の一つです。果たして公的な救済が得られない時に私的な制裁を加えること(自力救済)は正しいのでしょうか?

もう一人「キリク」というペニーの友だちのファデュイがいるのですがこれからのストーリーでどう絡んでくるのか楽しみです。

こういう2周すると違った視点で見れる世界任務はとても好きです。

(おわり)

ManQ

原神も3年目となり新しい楽しみ方を探すべくブログを始める。
ストーリーのテキストをじっくり拾って読むのにはまってます。
神話は詳しくないので頑張って調べてます。

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