自分で記事を書くためにいつも資料の整理をしています。ところどころ用語の説明や解釈を挟んでいます。
23/9/05 アランの日誌に抜けがあったので修正
23/11/09 「不思議な本のページ・10」を追加
※その他の追加資料については別の記事にします。追記がある場合はここに書きます。
自然哲学学院
※「古い日誌」ばかりなので勝手に名前を付けました
カーターの日誌
アランの研究助手カーターが書いた日誌。「思考マシン」の研究、プライマルメカの研究など
カーター視点 | そのほかの記述 |
アランとカーターとの出会い | アランは自然哲学学院に入学する |
砂漠から運び込んだ古代の立体マシンをあやまって起動し、アランがマシンを手懐ける | |
休暇 | |
アランのお見舞い。妹マリアンも同行する 「思考マシン」の構想についてアランと検討する | |
補充用のマシンが届く。アゾス物質を使って動かすマシン マリアンより友達が学院に入るという話がされる(ルネ、ジェイコブ) | |
ルネとジェイコブの入学 アランとルネはプライマルメカの研究をベースに新たな動力コアの開発へ | ルネとジェイコブはアランと同じ研究室に配属(「学院長の日記」) 不思議な本のページ・4(ルネ視点) エネルギー研究のプロジェクト |
4人とピクニックに行く ペトリコールへといく。ルネはここの遺跡と石像に興味を示す 「…の劇団」と印に関する話をする | 「金色の劇団」と「密合の契印」の話か(不思議な本のページ1) レムリア王国(前文明)と魔像の可能性が高い 不思議な本のページ・4(ルネ視点) |
休暇 | |
マリアンがジェイコブを連れて見舞いに来る アランとルネは研究の山場を迎えているので来れず | |
意識を失っている時にアランと学園長がお見舞いに来る | |
4人が水仙十字院の後輩だと知る。 アランと「思考マシン」の話をする。 思考能力を備えた写真機の製造を思いつく | 「アランの日誌」に記述あり |
「ついに電球がひかった!」 対消滅現象の制御に初めて成功する ルネとジェイコブはアランと別の研究をする | 不思議な本のページ・5(ルネ視点) |
休暇 | |
昏睡状態の時に何度か来てくれて置手紙がおいてあった ジェイコブの手紙に自分とルネの研究室に来て欲しいと書いてあった | ルネはカーターにすべてを打ち明け人体実験を行う (不思議な本のページ・5) →のちにアランと訣別(これが原因?) |
アンが花をくれたが目覚めた時には既に枯れてしまっていた | |
今日はベットから出られる アランは別の研究室に移った | アランは機械運動学の研究へ 運動学のプロジェクト |
アランの日誌
あるエンジニアの日誌1
アランの移転先の研究室のエンジニアの日誌?
学院長の日誌
※「カーターの日誌」に学院長が見舞いに来たとの記述があること、予算の配分や人材配置をしていることなどから判断。
エマニュエルはアランとマリアンの養父と考えられます。
「水中で生まれる奇形の水元素精霊」とはおそらく濁水精霊のこと。
古い調査報告
ルネが作った怪しい「学会」に対してメスが入った時の調査報告だと考えられます。この「学会」が、ヴァージルのいう「十字鈴蘭学会」と考えられます。
あるエンジニアの日誌2
アランの移転先の研究室のエンジニアの日誌?(③と同一人物か)。アランのことを「ギヨタン」と呼んでいる。
旅人を襲ってきた遺跡重機のことだと考えられます。
古い博物誌の抜粋
純水精霊の起源についてある珍しい記事。PVにもいた「エゲリア」の名前が出て来る。
ジェイコブの日誌
不思議な本のページ
1~9はルネ視点で、10~13は誰視点で書かれているのか不明。
第一部分
不思議な本のページ・1
金色の劇団=黄金の劇団。レムリアに関連する団体です。これは「密合の契印」と呼ばれるもので、「不思議な本のページ・8」に出て来る「奔流の木」や「四象限円環」を図式化したものと考えられます。
※フォルトゥナは古代ローマの運命の女神(ギリシアではテュケ)。
不思議な本のページ・2
これは探索者としてルネとジェイコブが活動していた時の記録だと考えられます。彼らは巨獣エリナスの内部に入って探索したようです。このことについては任務「古き色合い」において、エナリスからも言及があります。
ルネとアランの懐中時計の時間が大きく誤差があったというのがすごく気になります。これはルネとアランのすれ違いを暗示するものでもありそうですが、もう一つにはルネの深淵に関する研究と関係があるとも考えられます(深淵では時間の流れが通常とは違う)。ジェイコブが言った先は世界の境界の向こう側=深淵かもしれません。
不思議な本のページ・3
ジェイコブにエリナスの血と肉を与えるというとんでもないことが書いてあります。
そして、例の魔法陣によって「通路」を切り開くことができ、そこから「獣域ハウンド」が出てきたらしい。ジェイコブとても強い。
なぜ通路の向こうには「獣域ハウンド」であふれかえっているのだろう?もしかしたら、レインドットは警告のためにこれらの獣を放っているのかもしれない。
不思議な本のページ・4
自然哲学学院に入ったことが語られています。そしてここでの目的は、研究資源の獲得だと考えられます。あの本(=啓示の書)を使って世界の終末を見せようともしてます。
カーターが提案したペトリコールへのピクニックについての記述もあります。ルネはここの遺跡が「金色の劇団」と関りがあるようだと考え、石像に興味を示した。また、「ボロボロの地図」も手に入れた。
※ペトリコール(Petrichor)とは雨が降った時にする渇いた地面の匂いのことをいいます
不思議な本のページ・5
アランの研究の突破口について触れている。
モンドの雪山に現れた赤い宝石(真紅の石)を手に入れたことが語られている。これと「璃月の鉄坑で発見された汚物」=黒泥を調査している。これらはルネとジェイコブの実験室に残されている。
研究は再現性で息詰まる一方で自然哲学学院の人々の支持が集まったことが語られる。そして「学会」を設立した。
また、カーターの実験に失敗したこと、アランと決別したことなどが語られるなど内容が濃い。
第二部分(6~9)
不思議な本のページ・6
ペトリコールとは前述の通りレムリアの遺跡がある場所。
不思議な本のページ・7
なぜここで院長と再会できたのかが不明だが、おそらく前文明の秘密を探求する過程で出会ったものと考えられます。
「羽のアクセサリー」=「悪しき魔法使いの羽根」を参照。ジェイコブが副院長からもらったもの。
不思議な本のページ・8
「不思議な本のページ・1」と関係があると考えられます。「前文明が必死で守って来た秘密」は原始の水のことか?
不思議な本のページ・9
前の記述で発見した前文明の秘密に対して手を加えようとしている。
懐中時計はアランがルネにプレゼントしたもの(不思議な本のページ・2)。カーターを抽出した方法については、純水精霊の分裂に関係か?(古い博物誌の抜粋)。
第三部分(10~12)
不思議な本のページ・10
ver4.2で追加。ルネがナルツィッセンクロイツ(Narzissen+Kreuz、水仙十字)になったことが語られる。
不思議な本のページ・11
「化学の婚礼、元素の密合」は錬金術を連想させるものです。ここで、リリスの名前が初めて出てきます。
不思議な本のページ・12
エージェントというのはマレショーセファントムに所属する調査任務を担当する人間のことをいいます。このページの著者は何らかの方法でエージェントを吸収したらしい。ここで言及されている「結社」が水仙十字結社だと思われます。
不思議な本のページ・13
「上記命令」というのが全く不明だが、エリナスの話によるとエリナスにおいて、水仙十字結社とマレショーセ・ファントムの衝突があったらしい。
その他
散らかってる本のページ
世界任務「秘教と啓示の書」で閲覧できる。ルネがみた世界の終末の光景が語られる。「謎の鏡」の正体が気になるところ。
とある物語
世界任務「水仙のアン」でクリア後にリリアンの水像のところに行くと閲覧できる。とても長い。
「スポンジアン号」に関する資料
世界任務「孤帆幽影」にて閲覧可能。メリュジーヌのアッシェンと一緒に「スポンジアン号」の足跡を辿る任務。スポンジアン号は旗艦で、バザル・エルトン船長(水仙十字院の副院長)が指揮していた。
航海日誌の断片
破れた日誌
ここの「フォンテーヌの各々が、責務を全うすることを期待している」(Fontaine Expects That Everyone Will Do Their Duty)はネルソンの「英国は各員がその義務を尽くすことを期待する」(England expects that every man will do his duty)を意識しているらしい。
補足:4.0以前の資料
ルネの調査ノート
※3.6のときは「ヤコブ」だったのですが、4.0までに「ジェイコブ」に変更されました。
失われたノートの断片
巡回官クリングソルが「ルネの調査ノート」から抜き取ったと考えられるもの。
水仙の夢
水仙十字院に関する資料
旅中の花
院長は純粋精霊の院長、そして副院長は戦うための船(スポンジアン号)に乗り、水の中で最期を迎えたとされています。
マレショーセ・ファントムや特巡隊に引き取られた者はアランとマリアン、そして、異国を行き来する探索者(カール・インゴルド)に引き取られた者がルネとジェイコブだと考えられます。
悪しき魔法使いの羽根
この時、副院長がジェイコブに預けた羽根が、不思議な本のページ・7で登場します。
この羽根が示唆するのはおそらくバザルは水仙十字院の時には「魔法使い」を演じていたということです。「濃緑の羽飾り」というこれと同じものが世界任務「水仙のアン」に出て来て、任務「孤帆幽影」でスポンジアン号の残骸に収めるとアチーブメントがもらえます。
水仙の一瞬一瞬
これはアランがルネに対してプレゼントした懐中時計を指していると考えられます。「不思議な本のページ・9」にも出てきます。
「長い長い時が過ぎ去り…」以下の話は「とある物語」に書かれている内容です。
勇者たちのお茶会
おそらくマリアンが水仙十字院に来た時の描写と考えられます。「太陽と月の光が届かない場所」というのが少し気になります。
「背の高い純粋な院長」というのは純水精霊の院長を指していると考えられます。「その服を濡らした」というのは少女の涙ではなく、院長が純水精霊だったからでしょう。
悪龍の片眼鏡
意味深ですが現段階(4.0)ではまだ何とも言えません。ルネとアランの描写のようにも見えますが。
関連記事
ルネとアランについて時系列順にまとめた記事です。水仙十字院に関わる対立はつまるところこの二人の対立だと考えました。
ver4.2に関する資料は全部こちらにまとめました。
(おわり)
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