プライマルオベリスクとその内容②―千尋の砂漠

原神

まさかのプライマルオベリスクのおかわり。砂漠の探索が再び始まった…

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プライマルオベリスクとは?

プライマルオベリスク(元能尖碑)は砂漠に落ちているヒエログリフタブレットを集めると解読できるようになる。全10か所、計60個必要。オベリスクに触れるとマークされるので思ったよりは探しやすい。

上げた腕、王権、危険、巨蛇、祭祀、砂丘、耳殻、樹木、砂嵐、谷、槌、鳥の頭、羊の頭、日の出、雷霆、労働、ワニの頭の計17種類もある。1個だけしかないのもあるので探しているときになかなか解放できない…と思ったことが多いと思う。

今回の千尋せんじんの砂漠では、新たに大扉嶮崖けんがいが追加され、計19種類に。8か所計48枚新たに集める必要があります。

ちなみに石板にはデシェレト文字が1文字書いてあって、象形文字になっています。したのは「大扉」ですが扉みたいな形になってるでしょう。「谷」なんてそのまま谷ですね。まだアルファベットが足りてないので砂漠の追加マップがあるかもしれない。

象形文字になっている

すべてを集めるとアチーブメント「パーヴェズラヴァン・ヘワッラー」が手に入る。
パーヴェズラヴァンはジュラバドの二代目の王。ヘワッラーはよくわからないのですが、「ワッラー」がアラビア語で「本当に?」の意味らしいです。

砂漠のオベリスクとその内容

今回の内容はというと長くても5行程度前回ほど長くはない。その代わり、各地に色々な文書が落ちているので、ストーリーの補完になると思います。内容はほぼジュラバドの歴史についてです。

「五大オアシスの遺構」

ジュラバドの初代オルマズドの話。彼はキングデシェレトやジンニーたちと共に、ダマーヴァンド山花神の陵墓を作った(「永遠のオアシス」?)。ジンニーたちの力によってこの地は元々は水資源が豊富な地域だったらしい。「五大オアシス」や「三運河」という地名からもそれが伺われる。ちなみにダマーヴァント山というのはイランに実在する山から取って来た名前のようです。原神だと、「煙と塵が舞い上がる山」という意味だそうです。

三運河の地

次の王パーヴェズラヴァンは奴隷制を廃止を宣言した。しかし、その陰で必要な労働力を補うため、「ジンニーの欠片」の入った構造体を用いた。また、「雇用規則」にあるように、宣言にもかかわらず、貴族は奴隷を使っていたらしい(わざわざ「禁止」の規則を出しているから)。

三運河の地②

パーヴェズラヴァンの妃シリンが王城の民に(?)を配り花神誕祭をお祝いしていたという記述。この時はまだシリンは人前に出てきていた。のちに彼女は滅亡の原因となる。

アル・アジフの砂

パーヴェズラヴァン治下におけるジュラバドとその他の都市国家の関係が記されている。ティナル人の都トゥライトゥーラ、月娘の城アイ・ハヌム、サムード人の都サレハは使者を遣わし、年貢を納めていた。ジュラバドは栄華を極めていた。

亡者狭路西

パーヴェズラヴァンの治世を褒める碑文。奴隷制と戦争は無くなり、平和な時代が訪れていた。

アル・マジュジ峡谷

「黄銅の仮面」というのはパーヴェズラヴァンとシリンの子シェロイ(ホラムディン)及びそれの信奉者のことをさす。信仰の自由が制限され、花神の信仰は制限された。このころにはシリンは人前から姿を消し、様々なうわさが流された。

アル・ムアザン宮殿

ジュラバドの最後について記されていると考えられる。この記述の通り、主人と奴隷の関係は未だに続いていたようだ。

「神の碁盤」

ジュラバドが滅びた後の話。キングデシェレトはジュラバドの滅亡に驚き、リルパァールの魂を(7つに?)分割し、七人の賢者に託した。「ビルキースの哀歌」において4つ、「猟鷹タッドラー」で1つ、「過ぎ去りし終末」において1つ見つかっている。

ジンニー牢獄にいたものと合わせれば7つなのでたぶん全部集め終わったんでしょうね。

まとめ

ver3.2の砂漠エリアは色々な都市国家について断片的な情報が書かれていましたが、ver3.4追加分は、ジュラバドの遺構もあるということもあり、ジュラバドの中心に語られていました。

プライマルオベリスクの記述もこれを全部繋げればジュラバドの歴史の全貌が見えてくるものであるというものではなく、断片的な情報の一つに過ぎない。ジュラバドの歴史の全体像を掴むには、その他の資料も併せて一度整理する必要がありそうです。

ver3.4更新前はまさかジュラバドをここまで掘り下げるとは思っていなかったので意外でした。ジュラバドについてはまだガルサプスであったりグーダルツ(サリブ・ドーレイ王)だったりの謎が残っています。今後の更新で明らかになるのでしょうか。

あと肝心なシェロイの末路についてもよくわかってません。

シェロイが王になった後、逃れられない悪夢に苛まれる。そして荒れ狂う夜を彷徨う中、大地の深く黒い裂け目に落ちて姿を消した。その後、疫病が裂け目から這い上がり、ジュラバドの人口の半分を飲み込んだ。王と家臣を失った国は、飽くなき砂へと飲み込まれていった。散った生存者たちは、子の災厄を「シェロイの疫病」と呼んだ。

「シェロイとシリンの物語」

この落ちた先の「漆黒の世界」というのがまさに深淵なんでしょうね。深淵についてはまだぼんやりとしたイメージがあるだけです。リルパァールが旅人と別れたのも、深淵に落ちた子供たちを探すためだったのでしょう。

私の記事を読んで砂漠の魅力が伝わったら幸いです。

ManQ

原神も3年目となり新しい楽しみ方を探すべくブログを始める。
ストーリーのテキストをじっくり拾って読むのにはまってます。
神話は詳しくないので頑張って調べてます。

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