魔神任務「ベッドタイムストーリー」のネタバレがあるので注意してください。
今回の記事は①時系列と②「罪人」と③インテイワットの花に関する内容の記事となります。
※「運命の織機」については長くなってしまうので分けます
ver4.7まで実装済みの魔神任務・世界任務ほかネタバレに注意してください。
カーンルイアの時系列
今回のストーリーに関係する部分で補足されたのは⑵と⑷の部分です。
⑴ 赤月王朝と黒日王朝
カーンルイアは神のいない国でした。
カーンルイアは地下の国だったので何らかの光源が必要だったと考えられます。淵下宮における大日神輿(太陽)のようなものです。地下王国を照らしていたのは「赤い月」でした。
これは遠い昔の物語。当時、家禽と野禽ははっきりと区別されていなかったと言われる。またその頃、地下王国を照らしていたのは赤い月であり、黒き太陽はまだ昇っていなかった。
この赤月王朝の血筋が召使で、彼女は凶月血炎を使うことができます。
この王朝交代がなぜ起こったのかというのはまだよくわかっていません。カーンルイアが滅亡した時は黒日王朝でした。
⑵ 黒王を阻止する計画
当時、六人が災厄の発生を食い止め、世界の根幹を揺るがし続ける黒王(the Vinster King)を阻止するという計画があったが、五人は「アビス」の誘惑に負けると世界を滅ぼせるほどの力を分け合って手中に収めた。
その結果、彼らは「罪人」になると同時に超越者となった。
⑶ 旅人の降臨
⑵との先後が分かりませんが、少なくともカーンルイアの災厄の前なのでここに位置付けます。深秘院は旅人の降臨を予測していました。
彼(彼女)がこの世に降臨した理由は「天空が召喚に応じたから」です。カーンルイアの宮廷魔術師であったファトゥスの統括官の「道化」は旅人と過ごしていた時期があります(3章間章)
⑷ カーンルイアの災厄
その後にカーンルイアの災厄が起きたが、この「五大罪人」は誰一人立ち上がらなかった。ダインはそれが許せないために復讐を誓ったという。
⑸ 白鵠騎士の戦い
白鵠騎士とは災厄の際にテイワットを守る為に戦ったカーンルイアの戦団を言います。
地下からの魔獣と戦っていた。すでにデーヴァーンタカ山の遺跡巨像(元帥機)の白鵠騎士は最後の一人になるまで戦いました。
白鵠騎士が灰残晶となってないことからするとこれらのカーンルイアの騎士はエゲリアが亡くなる前、災厄の比較的最初の方に戦っていた人々であると考えられます。
このあとにエゲリアも亡くなり、マハールッカデヴァータも亡くなり、金色のナラヴァルナの旅も始まったと考えられます。
⑹「善悪のクヴァレナ」
最初の花霊ズルヴァーンは指輪を持った覆面の剣士(ダインスレイヴ?)とともに花海に攻めてくるディフ(黒い獣)と戦った。砂漠の東から学者装束の人が出て来てそのリーダーが片腕の賢者だった。
彼らは万種母樹の中に入り、災厄に終止符をうった。その後、片腕の賢者は地下の遺跡に入ってから出てこなくなり、仮面の男と金髪の旅人は花海を離れました。
⑺ アビス教団の設立
旅の途中、アビディアの森付近で旅人はコロタール・アルベリヒと出会います。ここからアビス教団と「運命の織機」がはじまりました。
※ここからアビスの王子(姫)様が活動再開するまでやや時間が空いているのが気になるところです。
以上がカーンルイアの時系列の簡潔な説明になります。
五大罪人(The Five Sinners)
いきなり5人出てきましたがここで特に重要なのはフロプタチュールとヴェズルフェルニルだと思います。
他はあまり出せる情報がないので少しだけ触れるにとどめます。
「賢者」フロプタチュール | “The Wise” Hroptatyr | カーンルイアの宮廷魔術師であった「道化」と対立していたと考えられる「賢者」 |
「予言者」ヴェズルフェルニル | “The Visionary” Vedrfolnir | ダインスレイヴの兄 「罪人」の正体 コロタールにアビス教団を作らせた フォンテーヌの予言を残した人物?(旅人の推測) |
「黄金」レインドット | “Gold” Rhinedottir | アルベドの産みの親であり師匠でもある錬金術師 |
「極悪騎」スルトロッチ | “The Foul” Surtalogi | スカークの師匠 |
「月の狩人」レリル | “Rächer of Solnari” Rerir | ? |
「賢者」フロプタチュール
⑴ カーンルイアの王家の血筋?
「賢者」にフロプタチュールというオーディンの別名が用いられているのは、王家との血縁を示すためだと考えられます。
※例えばコロタール(Chlothar、クロタール)とカリベルト(Charibert)はメロビング朝の王とその子。このように血縁を考えて名前を借りていることがある。
カーンルイアでは遺跡守衛だったり片目のものがよく多く出てきます(加えてルーン文字も)。宮廷魔術師である「道化」も、宮廷の剣士であったダインスレイヴも片目をマスクで隠しています。
体調を崩したエルミンに対して摂政のアンフォルタスを立てたという事実からすると、フロプタチュールは国王に就くことを拒否したと考えられます。だから「立ち上がらなかった」といえると思います。
フロプタチュールは今まで正体がよく分からなかったカーンルイア王家の血筋との関係で重要な人物だと考えられます。
⑵ カーンルイアの王子(姫)様
フロプタチュールが王家の血筋であるということは旅人がカーンルイアの王子(姫)様と呼ばれていることと関係していると考えられます。
なぜ王(女王)でなく王子(姫)様なのかというとそれはカーンルイア王家との血筋が関わっていると考えられます。
これは旅人が世界樹に記録されている理由と関わってきます。なぜ彼がいわば受肉してしまったのかについてはこの「賢者」が答えを握っていると考えられます。
⑶ カーンルイアの機械工学に「アビス」を用いた人物?
もう一つ重要なものとして遺跡機械類のエネルギーの変更にこの「賢者」が関わっていた可能性があります。
カーンルイアでは遺跡守衛などにエネルギーブロックを使っていました。これが地脈から抽出したアゾス物質です。しかし、これは次第に使われなくなりました。その代わりとして登場したのが「漆黒の力」だと考えられます。
この漆黒の力の正体が長く謎だったのですが、フロプタチュールが黒王から奪った(もらった)力と関係があると考えられます。
以上のように、「賢者」フロプタチュールはかなり重要な人物だと考えられます。
「予言者」ヴェズルフェルニル
⑴ 予言とは?
ヴェズルフェルニルは魔神任務4章5幕でスカークが名前を挙げた中にいました。
フォンテーヌの予言とは以下のものです。
―フォンテーヌ人はみな、生まれた時から「罪」を抱えている。正義の国フォンテーヌがどれほど審判を行おうと、それが消えることはない。
フォンテーヌの海面が上昇し、罪を背負いし人々が海水に飲み込まれるまで…
…人々はみな海の中に溶け、水神は自らの神座で涙を流す…そうして初めて…フォンテーヌ人の罪は洗い流される―
これがどのように実現されたかというと、呑星の鯨が原始胎海で暴れることによって、フォンテーヌの海面が上昇し、人々は海水に飲まれた。フォカロルスが神座を破壊して、古龍の大権をヌヴィレットに返し、ヌヴィレットがフォンテーヌ人の罪を赦して、完全な「人間」にしてあげたのでした。
エゲリアの罪というのは、許可なく「人間」を創造したことで、天空の島はエゲリアに幽閉という罰を与えました。予言の存在と罪そのものは無関係だったと考えられます。
予言について魔女Nは次のように言っています。
魔女N:予言は当たるわ、必ず起こる。あれは「未来の歴史」と思ってもいいことよ。一般的に、「予言」は神の視点から見た未来だと言われている。でも、神の視線の死角で…何かが起こっている可能性について、考えたことある?あなたがこれから見る様々な出来事は、果たして神が目にする運命と違いがあるのかしら?
言ってみれば予言者というのはちょっと小高い丘にいるようなものです。地上にいる人より少し遠く(未来)を見渡すことができる存在です。
予言というのは神の視点から見た未来をいいます。つまり、「罪人」は時間という「規則」を超越した存在だと考えられます。
⑵ 罪人の正体
罪業から生まれた、まだ無垢なる花よ。この私には君の運命が見えている。
その悔恨を一切抑える必要はない。あらゆる虚偽を容認する必要もない。
「超越」せし存在となろう。「授かりし運命」の一切を超えてみせよう。
私は時の終点で涙を零し…君の全てを振り返るのだ。
「罪人」に関して重要なことは彼は旅人の運命が見えているということです。
降臨者である旅人の運命はテイワットの星空には記録されていません。そのため、モナは旅人の運命をみることができませんでした。
しかし、この「罪人」は何らかの方法によって旅人の運命を観測してるという。考えられるのが深秘院の関係者ということです。
この組織は旅人の降臨を何らかの方法で予測していました。地下の国なのに占星術があるのか不思議に思いますが地下の星象、すなわち、アビスであると考えられます。
⑶ ダインの兄
ダインスレイヴに兄がいたというのはびっくりしましたが読み返すと確かにそれっぽいセリフはあります。
この縁には「血縁」も含まれていたということです。
より決定的なのが、ダインスレイヴのキャラクター紹介(2020/09/28)の「自称、運命を覗く者」です。
「原初が破滅を翻し、天空の島が大地を燃やし尽くす。白亜が黄金に惹かれ、赤月が日食に復讐を。未来が過去を救い、年長者と年少者が殺し合う…――これが世の輪廻であり、運命だ。ダインよ、お主にとって、あの金色の髪を携えた者は何を意味する?殺さねばならぬ者、それとも赦しを求める相手か?――自称、運命を覗く者
ダインのお兄さんといわれると納得できる文章です。
「黄金」レインドット
獣域ハウンドやドゥリンの産みの親、アルベドの産みの親であり師匠でもあるカーンルイアの錬金術師です。
カーンルイアの災厄の時に少なくともスメール、稲妻、層岩巨淵にこれらの怪物が現れたことを考えると災厄の中心人物であることは疑いようがありません。
しかし、ダインスレイヴは五大罪人は「立ち上がらなかった」といっており、ここに齟齬があります。むしろ状況を考えると滅亡に積極的に荷担したといった方が適切にさえ思えます。
考えられるのが「呪い」の影響です。災厄がすべての人に平等に訪れたとしたら、「五大罪人」もその例外ではなかったと考えられます。天理は眠っているようですが、その原因に「五大罪人」との戦いがあったのでは?
フォンテーヌ以降ではエリナスの言う「ママ」もレインドットではないかと噂されています。
水仙十字結社の資料(ジェイコブの記録)からレインドットはカーンルイアの災厄後にとある秘密結社(魔女会)に入ったと考えられます。
レインドットは錬金術によって「人間」を創造する計画をしていました。この人間というのは「超越者」で、テイワットの存在でありながらそれを越える存在だったと考えられます。これを「原初の人間計画」といいます。
彼女の計画はカーンルイアにいたときは実現しませんでした。
彼女の計画は進展したのはおそらくアリスと出会ったことからだと考えられます。彼女が「人間」をうまく作ることができなかったのは「人間」を知らなかったからということです。
レインドットのセリフはアルベドのキャラストを除くと「私は息子を一人育てたんだ。数ある子供のうち、残ったのは彼一人だけ。母になったと言えるだろう?」くらいしかないのですが意味深だと思います1。
彼女の考えは変わったのか、それとも「罪人」のままなのか。今後のストーリーに期待です。
「極悪騎」スルトロッチ
タルタリヤとスカークを見れば分かるように戦いを得意としている人物のようです。
スカーク:…帰ったら罰として、素振りを三百万回やらねば。
スカークが呑星の鯨を師匠のペットといっているようにスルトロッチはカーンルイアの調獣騎士だと考えられます。
「調獣騎士」とは赤月王朝時代に錬金術師とともに王国の中心を担ったが、黒日王朝になってから機械工学が発展して次第に衰退していったとされています(『ペリンヘリ』)。
気になるのが、この人物と摂政元帥アンフォルタス(・アルベリヒ)がどのような関係にあったかです。
「月の狩人」レリル
“Rächer of Solnari” Rerir
私の記事ではドイツ語が出てきたらカーンルイアを疑うということを言っています。
世界任務でルロワに出てきた「夜の女王アリア」の「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」(Der Hölle Rache kocht in meinem Herzen)のRacheです。
Solnariはおそらく造語です。月のクラクサナリデビの親戚かと思ったのですが綴りが違います(Lesser Lord Kusanali)。ちなみにティナリ(Tighnari)は関係ないと思います。
Solは太陽であり、おそらく、北欧神話のスコル(Sköll)とハティ(Hati)の話の影響を受けていると考えられます。
スコルは太陽(Sol)を追いかけて、ハティは月(Máni)をおいかけてラグナロク(Ragnarok)の時には両者に打撃を与えます。
厳冬計画でまた出てくるかもしれない。
まとめると、今回の追加では「賢者」と「予言者」がかなり重要な人物だと考えられます。
インテイワットの花について
けっこう衝撃的な事実でした。インテイワットの花について振り返りたいと思います。
⑴ 旅人の頭に飾られている花である
つまり、蛍は「目が覚めたら、同じ花が頭の上にあった」と言っており、この花について覚えがないかのような話をしています。
※主人公が空の場合は「妹の頭にも、同じ花が飾られている」となっています。
旅人はオープニングの時点で頭にインテイワットの花をつけているので記憶を失っていることが分かります。
⑵ カーンルイアの国花である(2章4幕)
インテイワットの花とは、カーンルイアの国花でかつてはカーンルイアのいたるところに咲いていた花です。この花はカーンルイアの土を離れると成長が止まり、故郷に帰ると再び柔らかくなってそして土に還るという性質を持ちます。
そしてインテイワットの花は「遊子」、つまり旅人を象徴しています。
⑶ 二人で旅をしていた時、旅人はこの花を探していた(4章6幕)
蛍:旅の終点で、「果ての花の海」って場所に辿り着いたんだ。覚えてる?ずっと昔、私たちが一緒に他の星々を旅していた時…お兄ちゃんはこう言った――宇宙のどこかで、「あの花」が咲く花の海を探したいって。そしてあの場所には、その花海が目の前に広がってたの。これって…ただの偶然だと思う?2
空:蛍:旅の終点で、「果ての花の海」って場所に辿り着いたんだ。覚えてるかな?ずっと昔、俺たちが一緒に他の星々を旅していたとき…蛍はこう言ったんだ――宇宙のどこかで、「あの花」が咲く花の海を探したいって。そしてあの場所には、その花海が目の前に広がってた。これって…ただの偶然だと思う?
しかし、主人公にはこの花に関する記憶がありません。
インテイワット(Inteyvat)の花は「世界の外」からもたらされた花だった。
ここの「旅の終点」というのは二つの意味があると考えられます。一つにはテイワットにおける旅の終点、もう一つは二人の星の海の旅の終点という意味があると考えられます。
⑷ この意味は?
A 双子はテイワットに種を蒔いた人とかかわりがある
インテイワットの花について旅人が知っていたということは、二人がかつてテイワットに来た可能性があるということを意味しています。
テイワットの文明の「種子」を蒔いた人がこの二人と関係があったのではないか?ということです。いわゆるパンスペルミア説というものです。
パンスペルミア説とは「生命の種子」は彗星や隕石などによって地球外からもたらされたという考え方です。
双子は①パネースと関係がある、②カーンルイア人の祖先と関係があると考えられます。王家の血筋との関係を考えると②が近いような感じもします。
※パネースとは『日月前事』に出てくる「原初のあの方」と呼ばれる存在で、七つの龍王を征服し、世界の内と外を分けて、テイワットの原型を作ったとされる存在です。白夜国の歴史の中では人間を創った存在としても描かれています。
そうすると、王子(姫)様ではないのですが、双子により上位の存在がいてその方が種を蒔いたと考えることもできます。
B 旅人はテイワットの出身である
一方で、血縁者がテイワットの出身であるという事実を補強するものと考えることもできます。インテイワットの花と同じように「遊子」である血縁者はテイワットに還ってくることで「土に還った」。そのため、世界樹に記録が残っているというものです。
いずれにせよ「インテイワットの花」がより興味深いものになったと思います。
残された疑問点について
⑴ 「五大罪人」vs天理(+俗世の七執政)?
白鵠騎士が対峙したものがレインドットの産み出したハウンドであるのならばレインドットは立ち上がらなかったどころか滅亡に加担していたことになります。そう考えると、これら「五大罪人」が力を求めたのは天理と戦うためだった可能性があります。
つまり、王国と白鵠騎士はその戦争に巻き込まれてしまったということです。
しかし、これだとダインが「立ち上がらなかった」といったことと矛盾しています。
ダインの言い方からするとやはり天理の介入を招いた原因は王国自体にあったように思います(これに「賢者」が絡んだかは謎)。
⑵ 「超越者」とは?
私はこれは別だろうと考えています。降臨者(Descenders)と超越者(transcendent beings)という訳語が与えられています。
transcendentは神学では時間を超越している神の性質(⇔immanent)を、哲学などでは超越的など(例えば超越論的哲学)などで使われます。
これらの5人の「超越者」は何をしようとしているのか?アビス教団の背後にヴェズルフェルニルがいると考えるとその目的は「神座を下し、天理と戦う」ことだと考えられます。
しかし、他の大罪人については目的が明らかになっていません。
仮にスルトロッチの目的がテイワットを滅ぼすことならば、スカークがわざわざペットのクジラを捕まえに来る理由はありません。「五大罪人」はそれぞれ自分の目的を持っているように思います。
⑷ 世界の根幹を揺るがし続ける黒王とは何者か?
これが今回の任務で重要かつ最大の謎の一つ。黒王(the Vinster King)とは一体誰なのか。
「五大罪人」はこの黒王を殺してその力を切り分けて自分の力としてしまったと考えられます。あるいは、黒王と共謀した可能性もなくもありません。
※この黒王が黒日王朝の王なのかは謎。個人的にはもっと深い存在だと考えています。ちなみに赤王はアフマル(キングデシェレト)のことですがさすがに関係がないと思います。
第三降臨者の遺骨(神の心)のようなものがカーンルイアにも存在するのかもしれません。
⑸ ダインスレイヴの力とは?
「五大罪人」については「アビス」に手を出したことが分かっています。一方で、ダインスレイヴと旅人は別の力を使っています。ダインスレイヴは青い炎で、旅人はどちらかというと紫色が特徴のアビスエネルギーに近いものを使っています。
ダインスレイヴも「世界の外」の力を持っていると考えられます。彼の力はどこから来たのか?
これ以外の謎については残されたままです。例えばダインスレイヴの「あれ」(指輪?)、「呪い」とは何か?、「片腕の賢者」はどこに行ったか?などなど。
この「片腕の賢者」に関しては白鵠騎士とともに戦ったとの記述があるので「賢者」とは関係がないと考えられます。どちらかというとスケプティック団のナガルジュナの方が近いと考えられます。
おわりに
解けた謎もあれば深まった謎もあるという感じです。
今回の話はカリベルトのちょっとしんみりした話でしたが、それ以上に射程の広い話が多くありました。
広く今までの魔神任務、世界任務の内容が関わっており、ここで拾いきれたのも一部に過ぎません。
ver4.7はこれに関連する記事のほか、前verの残りを記事にしたいと思います。
以前、カーンルイアの災厄について「蝕」をイメージしてると書いたのですが今度はゴットハンドが出てきました…。
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旅人がもう一方の旅人の記憶が読み取れるのは地脈が原因というのはその通りでしたが、「運命の織機」が地脈を編む機械だというのは全く思い浮かびませんでした。
読み直すと勘違いがあったりちょっと修正したい。例えばカーンルイアとキングデシェレトの関係について時系列が間違っています(禁忌の知識の事件は「数千年前」ですからカーンルイアと被っているかは怪しい。)。
アフマルが有していた「禁忌の知識」はアペプに渡されたのでカーンルイアに流れたと可能性は低いでしょう。
あとダインスレイヴのキャラクター紹介についても言及を忘れてますね。「罪人」の掘り下げがちょっと少なかった気もします。カリベルトの母の他殺の可能性についても言及してません。
(おわり)
- PV「魔女のお茶会」:https://youtu.be/sckGhfIg6dw?si=eGz6LBNzocWuofXN ↩︎
- 二つの視点の比較はこの動画が分かりやすい:https://www.youtube.com/watch?v=eSFn0im_rag ↩︎
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