「龍」は「人」になれるのか?

原神

今回の記事では、龍の「適応」と「進化」について考えます「龍王」に関する話であったり、魔鱗病、禁忌の知識に関する話もあります。

ナヒーダ伝説任務2幕世界任務「古い色合い」などのネタバレを含むので注意してください。

この記事を書こうと思ったきっかけはシグウィンがメリュジーヌであったことと、メリュジーヌがエリナス(龍?)から誕生したということを知ったからでした。そこからヴィシャップマンを思い出し、なにか関係があるのではないかと考えました。

ただし、この「龍」というのが厄介で、テイワットの龍とドゥリンやエリナスを同じように考えていいのかということが問題になります。そのためにまずはテイワットの龍とは何かを考えなければなりません。そこで、龍の歴史から始めます。補足としてレインドットの動機について少し考えます。

※ここではドゥリンやエリナスといったテイワットの外に由来する龍をとりあえず「アビスの龍」と言っておきます。

※一番下に追記あり(9/2)

テイワットにおける「龍」とは?

龍の歴史(白夜国の歴史観)

「龍の歴史はテイワットの誕生から始まったわ」。ここのセリフはPVでも使われていたので印象に残っている人も多いと思います。

一般に、生命の起源に関して言えば、インテリジェント・デザイン、化学進化、パンスペルミア(万物の種)が宇宙から飛来したとする考えなどがあります。テイワットについては、設計者がいたことが『日月前事』で語られています。それが「原初のあの方」(パネース)です。

旧世界は七名の恐怖の王(龍)によって支配されていました。パネースは、卵の殻を使って「宇宙」と「世界の縮図」を隔離します。そして、この七名の大王を破り、そこから天地創造がはじまりました。鳥、獣、魚、花、草、木、そして最後に人間を創ります。

(「テイワット」の元素が七つである理由は設計者によって「世界の縮図」に隔離されたのがこの七つの龍だったからと考えられます。アペプのように元素生物の「故郷」となる龍がいてそれがテイワットの元素力を培ってきたのではないでしょうか)

しばらくたって、【葬火の年】に「第二の王座」が訪れ、「創造の始まりを彷彿させる大戦」が起きます。それから「我ら海淵の民の先祖と、彼らが代々住んできた土地は、ここに落ちた。そして、暗黒の年代が始まった」とされています。天理(第一降臨者)に王座を奪われて、魔神戦争を経て七神がおかれて現在に至る…というわけです。

ここからわかるのは白夜国の歴史においては龍自体はパネースの創造物ではないということです。つまり、「龍」という存在は外来のもの(宇宙から来たもの)だと考えられています

書かれなかった「龍王」の存在

注意すべきは『日月前事』は支配者側の理屈で書かれているということです。ここでは「原初のあの方」の直接の被造物である人間が、淵下宮のアビサルドラゴエア(龍の後継者)の征服を正当化するという理屈です。淵下宮においてはむしろ人間が侵入者でした。

また「アビサルヴィシャップの実験記録」や血枝珊瑚の話をみても、そうしたアビサルヴィシャップへの実験を正当化する理屈が必要だったと考えられます。

※アビサルドラゴエア(Dragonheirs、深海的龙嗣)は龍の後継者というニュアンスでアビスは関係ありません。アビサルヴィシャップ(Bathysmal Vishap、深海龙蜥)も同様です。

そして、この支配者の歴史に書かれていなかったのが「龍王」(ニーベルンゲン)という存在でした。「龍王」は世界の境界の外から「漆黒の力」を手に入れたとあるのでおそらく旅人に近い存在であると考えられます(ダインスレイヴも境界を越えて「外の力」を手にしています)。

「龍王」とは、エリナスやドゥリンのママ的な存在(錬金術師)であったり、分化前の本来の龍(龍の祖型)、あるいはその両方であったのではないかと考えられます。

※「龍王の鱗と意志は、余にとって未だに心の中で不滅の光を放つものだ」とあるので、龍王は龍と言ってもいいと思います。

エリナスのこの話を聞いて元素七龍を想像した人もいるのではないでしょうか。龍もなにやら性別らしきものがありますよね。

※「龍王」とパネースの関係はよくわかりません。【暗黒の元年】に「七名の大王の民は」とあるように「龍」は統治機構に組み込まれていたと読むこともできます。

※「ニーベルンゲン」には、ニーベルンゲン族だったりその王子だったり、ニーベルンゲンの宝の所有者などの意味があります。この「宝の所有者」の意味がちょっと面白くて、エッツェルの下に行くハーゲンらに使われることがあるのですが、宝の所有者は滅びの運命にあるという解釈があります。

龍の祖型

そこには共通の龍の祖型、分化前の状態の龍が想定されます。漆黒の力の器の容器にもなり得、神の元素(七元素)の器にもなり得るような存在です。ここではそれを龍の祖型と呼ぶことにします。

旅人はテイワットの外から来た存在ですが、神像を通じることによって神の元素を使うことができます。つまり、場合によっては、テイワットの外から来た存在でも元素の器になり得ると考えられます(そうすると、ドゥリンやエリナスの方が本来の龍に近いと言えるかもしれません)。

この龍の祖型からできた龍は共通の性質をもつと考えられます。それゆえ、アビスの龍(ドゥリンとエリナス)とテイワットの龍も共通の性質を持つと考えられます。今回の話の中心となるのはそのうち「適応力」です。

不死というのも共通の性質だと考えられます。例えばドゥリンやエリナスは骨になっていますが、心臓が残っているように完全には死んでいません。また、テイワットの龍も骨になりますが、その身体が滅びても元素は不滅であって、他の形でテイワットには残り続けます。龍の「生まれ変わり」についても示唆されています。

テイワットの龍

龍の適応力

この適応に関して詳しく書かれているのが『アビサルヴィシャップの実験記録』です。ここでは3つの実験がされています。

① 進化能力に対する実験

アビサルヴィシャップは成年する前に、自身の「種」を自由に覚醒できるのだ。また、ヴィシャップの母体が未知の過酷な環境に遭遇した時、新たな「種」を作り出し子供に残すことも可能なのだろう

② 知能実験

「四世代後のヴィシャップは、その言語能力が十二歳の人間の子どもに匹敵するものである」「この研究を中止すべきだ」…「預言によれば、水の龍王は人の姿で生まれてくるという。淵下宮でそのようなことがあってはならない」。

③ 移植実験

トワリンは風の龍なので飛べるように翼がいっぱいありますし、若蛇龍王も地中にいたために視力が衰えていました。深海ビシャップも光を嫌う傾向があります。これも環境に適応し、進化した結果だと考えられます。

適応と進化の観察の過程で生まれたのが龍が人になるという伝説だと考えられます。

予言によれば、水の龍王は人の姿で生まれてくるという。淵下宮でそのようなことがあってはならない。―白夜国館蔵・第4巻(「アビサルヴィシャップの実験記録」)

古代の予言によると、水元素の龍王は必ず人の姿で生まれ変わるという。…。(アビサルトラゴエアは他の元素にも進化しており、すでに純度を失っている。そのため、彼らの一族から龍王が誕生することはない。)―白夜国館蔵・第5巻

※加えて水元素というのが大きく関係していると考えられます。例えばローデシアは「純水はあらゆる形に変化する」「いかようにもなれる。それが水の力」といってますし、水形幻霊(ver3.8)は集流映写灯を通じて様々なものへと変化することができました。水龍も水の元素生物なので同様に様々な形に変化できると考えられます

ちなみにですがちょっと話題になってるヌヴィレットは元素視覚を使っても普通の人と同じでした。この点については単にネタバレ防止のためにそうしているのかもしれないし、完全な人間になったということもできると思います。

このように龍は極めて優れた適応能力を持つと考えられますが、これは必ずしも良いこととは限りません。

適応力は必ずしもいいとは限らない?

① アビスによる悪用

この適応力の高さは時には逆に利用されてしまうこともあります。例えばトワリンはドゥリンから「祝福」を受けて苦しみ、また、序章においてはアビスの魔術師にコントロールされてしまいました。アビスは神の元素(七元素)を捻じ曲げて汚染することができます。元素生物である龍は特に影響を受けやすいと考えられます。

② 「禁忌の知識」との適応

知恵の主の章二幕(ver3.6)に出てきます。元素生物は「禁忌の知識」についても適応してしまいます。

プカプカ水キノコン・元素生命は「世界の滅亡」によって汚染されてしまい、適応してしまいます。そして、その汚染が消えたときに元素力に穴ができて、生命の危機が生じ、一部の記憶も失ってしまいました。

この「適応」の仕方が、元素生物と人間の違いであると考えられます。例えばコレイやドニアザードは魔鱗病が完治した後に不自然なくらい目立った後遺症がありませんでしたが、元素生物は「適応」してしまったため、「禁忌の知識」がなくなったときに穴ができました。

この元素生物は草龍アペプを「故郷」とするものであるためこの適応能力は草龍に由来すると考えらえられます。そして、アペプは「この世界でもっとも適応力をもった生物」とされていました。

※ここのアペプの「禁忌の知識」とナヒーダが取り除いた「禁忌の知識」は別物では?と疑問に思うかもしれません。前者はキングデシェレトから受け継いだもので、後者はカーンルイアの災厄の際に世界樹を侵蝕したものだからです。ここについての自分の答えは、テイワット内の存在を侵襲した「禁忌の知識」については世界樹を通じて取り除くことができるが、それ以外はできないというものです。このように考えると、世界に未だに「禁忌の知識」があることや遺跡巨像の漆黒の力が失われていないことなどと矛盾しないと考えられます。

以上のように、龍は極めて優れた適応力を持った生物で、その適応力は「禁忌の知識」まで体の一部にしてしまうような存在だと言えます。

ヴィシャップマン

ヴィシャップマンは三界道饗祭(ver2.5)というイベントで出てきます。

「淵上」:お前も分かっているだろう。深海ヴィシャップは賢く、進化が早い種であることを。そして千年も前から、とある言い伝えがある――それが、ヴィシャップマンに関する伝説だ。(中略)。深海ビシャップは迫害を受け、生き延びるために新たな進化を始めた。勝者の姿かたちを真似するようになったと。やがて、瞳孔を除けば人間と全く区別のつかない種族――ヴィシャップマンが現れた

画像

この疑惑は旅人の同行者であった「つみ」に向けられたものでしたが、実際には彼女はヴィシャップマンではなくて半神半蛇の海祇の御使いの一族であることが明らかになります。そしてヴィシャップマンの存在については、「小説の中にしか出て来ない、ただの設定」と否定されていました。

しかし後述の通り、アビスの龍からは人間と身体的特徴を共通するメリュジーヌが出て来ています。そのため、テイワットの龍に関してもその「適応」の仕方を考えると、同じように「龍」が「人」になり得ると考えられます。

アビスの龍に関する話

エリナスの誕生

エリナス:ワタシ、生まれる前は黒い宇宙の中を漂っていたんだ。そこは冷たくて、寂しいところ…ただただ悲しくてよく泣いてたの。そしたら、ママの声が聞こえたんだ。ママはワタシが美しい世界に生まれて欲しくて、ワタシに生命を、大地を歩けるような頑丈な身体を、そして素敵な名前を与えてくれたの。ワタシに大勢の兄弟姉妹を持たせてくれて、それから色んな友達ができるようにしてくれた。あと黒い宇宙以外にも、美しい景色を見れるようにしてくれた。(中略)。その後、ワタシたちは地下の世界を離れたんだ。

ここは宇宙のことを「地下の世界」と言っていたりそれだけでも興味深いテキストです。

腐植の剣のテキストとの暗い(黒い)宇宙、身体を与えてくれたなど、ドゥリンの周りのテキストを連想させます。

ドゥリンについては「龍」という言葉がよく使われるのですが、エリナスについてはなぜか「巨獣」「海獣」という言葉が使われています。

この点については、エリナスはその大きさからしても地を這うような龍だった可能性もあり空を飛ぶ龍とは区別したのかもしれません(もっともフォンテーヌの歴史には悪龍スキュラという存在が出て来るのですが)。

オロバシ(蛇)と比べると牙が短く、やや龍の特徴に近いと言えます。

以上により、ドゥリンのテキストとの類似性と骨格からここではエリナスは龍と関りがあるものと考えます。

※龍の姿について「漆黒なる大蛇――悪龍ドゥリン」(風の森・第1巻)にという記述があります。もっとも、その他の記述が龍によっているのでここでは龍として扱います。「銀牙」に「蛇の妖魔」に関する記述がありますが、何か関係があるかもしれません。

※元ネタのメリュジーヌ(Melusine)も龍の翼がついていることから龍の妖精と呼ばれることがあります。

メリュジーヌの始まり

任務「古き色合い」で語られます。

エリナスにおいて、水仙十字結社とマレショーセ・ファントムの衝突がありました。そこで大きな爆発が起こり多くの死傷者が出たとされています。

エリナス:…、最後に爆発を起こした人がいてね。とても恐ろしい衝撃に襲われたの。たくさんの人が死んで、鋼鉄の動物たちも死んでしまった。そして、生き残った人は離れていって、ここはまた静かになったんだ。

エリナス:たくさん、たくさんの尖った欠片が、その衝撃でワタシの体に刺さった。でもその後、それらの傷口から、砕けた肉片から、小さな生命が生まれたの。ワタシ、すごく嬉しかった。だって彼女たちは綺麗で賢いから。それにその時にワタシ、ようやく分かったの、ワタシができるのは、ただ破壊することだけじゃない…ワタシは美しい新たな生命をもたらすこともできるって。

そしてこの「欠片」のひとつがメリュジーヌのいうところの「しるし」だと考えられます。セイモアはマレショーセファントムであったマリアンと共に当時現場にいました。そして、大爆発が起こり、「奇械クロックワーク中継モジュール」が失われ、それからマメールが誕生しました。

※「しるし」とは、「私たちがこの美しい世界に誕生して始めてもらう記念品。同時に私たちの生命の証なの」(マメール)

つまり、マメールは出生からセイモアと縁があったと考えられます。

そして、エリナスから誕生したメリュジーヌも龍の血族(血肉を分けた存在)であるといえます。

シグウィン

ここで面白いメリュジーヌがいます。シグウィンです。彼女は他のメリュジーヌから「仲間」と言われています。

メンタ:シグウィンは私たちの仲間だけど、見た目がもっと人間っぽいんだ。

シグウィンはメリュジーヌの特徴も残しつつ指が5本になっています。メリュジーヌの手はミトンのような形をしているのでそれと比べたら大きな進化です。一方で、メリュジーヌの視覚は特別であるので必ずしも人間と同じになるとは限りません。

いずれにせよ、より人間に近い龍の末裔が誕生しているということがわかります。

補足:錬金術師の作れるもの/レインドットの目的

別のアプローチについても考えます。アビスの龍はテイワットの龍の模倣ではないかという考えです。

一介の錬金術師レインドットがこのようなものをつくれるのかという疑問もあります。そこで、レインドットはテイワットの龍を模倣してそこに「魂」を外部から持ってきて入れたと考えることもできます。

テイワットの錬金術はかなりあいまいで、設計図があれば何でも作れてしまいそうな感じさえします。しかし、「魂」については別です。魂には設計図がないからです。

レインドットが作った生物にはモデルがあります。ハウンドは狼、ドゥリンは龍、アルベドは人。これ自体はテイワットに存在するものであって目新しいものではありません。もっとも、ハウンドについては、単なる模倣にとどまらず奔狼領の狼に対して取って代わろうとしていると考えられます(トワリンとドゥリンの対立もこういう側面があったのかもしれません)。

なぜ龍が選ばれたかというとそれはテイワットにおいて最も巨大で強い生物(強大な元素力を入れることができる器)であるからと考えられます。

レインドットについては未だに謎だらけですが、やろうとしていたことから察するに天理による統治をひっくり返そうとしていたのだと考えられます(別の見方をすれば、レインドットは秩序を再編するために「龍王」と同じようなことをしようとしたとも考えられます。)

ただそうすると選ばれたエリナスやドゥリンがとてもかわいそうになってしまうのですが…。

このドゥリンやエリナスがテイワットの龍の模倣であるとすると、その龍がどの程度手本を反映しているのかについてはまた別の問題となってきます。

おわりに

「龍」は「人」になれるのか?という問いの結論ですが、この記事ではなれるとします。龍は適応を通じてより環境に適した形で進化すると考えられます。ヴィシャップマンは「小説の中にしか出てこない、ただの設定です」とはいえないということです。

シグウィンが人間とメリュジーヌの子どもであるという考えを否定するわけではありません。龍の血族は「適応」と「進化」によってそれ自体で人間の姿に近づくことができるという例がシグウィンなのではないのでしょうか。

「龍の祖型」なる謎の概念を作ったのがわかりにくかったかもしれません。イメージは生物の進化です。龍と人間との間には飛躍があるので、そのミッシングリンクにシグウィンがいるのではないかと考えました。

あとは「龍王」についてもレインドットと関係がありそうという意識をもってほしかった。「龍王」は一度逝去してから復活したことが示唆されています。イコールというにはさすがに情報が少なすぎですが、関係がありそうくらいは言えると思います。

次は、この龍の適応力の話の続きを書きます。

(つづく)


(追記 反省点 9/2)

hoyolabの記事のコメントで指摘されてもっともなことだと思ったので追記します。「龍」の共通項を括りだそうとするあまり肝心の論証部分がおろそかになっていることです。

私の頭の中では、神であれ龍王であれ「龍」を作り出した存在がいれば、それには「祖型」があるはずだろうと言うものでした。それが共通しているのならば、テイワットの龍とアビスの龍も共通の性質を持っていると考え、それらしい感じで記事をまとめました。

※「祖先」ではなく「祖型」という言葉を使っているのは龍が進化の過程で生まれたような生物とは言いがたいと考えていたからです。元をたどれば必ず龍の祖先はいるはずですが、テイワットにおける龍の原型はほかにいると考えました。

イメージをしていたのは崩壊スターレイルにおける龍祖です。

こうした宇宙の龍の一種が「龍王」でテイワットの龍はその模倣なのだろうと考えました。これをスターレイル概念を用いずにあくまで原神の枠内で説明しようとしましたがそのせいでかえってわかりにくくなってしまったかもしれません。

そしてメリュジーヌについての話ですが、この記事にはメリュジーヌの出生について触れていますが、繁殖についてはなにも触れていません。つまり、メリュジーヌの進化の前提を欠いているのです。これは確かに「論証の核心」を欠いていると言わざるを得ません。

メリュジーヌ出生についてはもっと詰めなければなりません。

シグウィンは「しるし」に何か秘密があるのかもしれませんね。

反省点ここまで。

ManQ

原神も5年目となり新しい楽しみ方を探すべくブログを始める。
ストーリーのテキストをじっくり拾って読むのにはまってます。
神話は詳しくないので頑張って調べてます。

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