この記事の中心は「森林の書」(ヴィマナ聖典)になります。ネタバレ前回なのであしからず。
登場人物
アランラキャ
ジャザリー
ロインジャ
アマディア
「ヴィマナ聖典・初編」
ソホレのノートが落ちている
地下の洞窟で見つけたのは学者ジャザリー(妙論派)、巨大な遺跡機械は亡国カーンルイアが作り上げた「遺跡巨像」(「歩哨機関」)。中に入る方法が見つからず、立ち往生していた。
この遺跡機械は「炉心」(「目」)の中にある漆黒の力により動いている。カーンルイアが滅亡した時、砂漠からはこういう遺跡機械が沢山出て来た。この遺跡巨像の炉心は、古代遺跡「ディフ旧窟」の中に封印されている。
巨像のハッチを開けるには「アミティ装置」が必要。オルモス港のロインジャという行商がもっている。装置にはカーンルイア特有の紋様がある、よくある遺跡守衛のものとは違いずっと初期のもの。ロインジャの祖父である「ゴールド冒険者」と呼ばれたハゼドが保管していたとの記録があった。
ヴィマナ聖典・ロインジャ編
ヴィマラ村の秘密基地に着く、入り口が「ヴァマッダ」によりふさがれていた。
中に入ると思ったより広い、掘り起こしてみると「冒険手帳」がみつかった。そこには3人の記録が書かれていたがロインジャはもう1人がだれなのか思い出せなかった(「究極無敵」な冒険手帳)。アミティ装置はあったが完全な状態ではなかった、あと2つの欠片を探すことに。手帳には残りの二か所のありかが書いてあったが読むことができない。ヴィマラ村にいるもう一人の下を尋ねることに。そのもう一人というのがアマディアじいちゃんだった。
アマディアとロインジャの関係。二人は冒険者になろうと誓ったが、二人とも才能がなかった。アマディアはにはやることができたため、冒険者になることを諦めた(ロインジャが言うには海の冒険に出る前の晩に村に逃げ帰った)。二人の関係がギクシャクしはじめたのもこれがきっかけ。ヴィマラ村伝統の花文字を使っていたため、ロインジャには読めなかった。アマディアは「ドライフラワー」を取り出し、渡すようにと言われた。
アランラキャが遺跡巨像のパーツを洞窟まで運んだ。アランラキャは記憶を失っているが、二人と一緒に遊んでいたアランナラはアランラキャだった。しかし、アランラキャはそのことを全く覚えていなかった。
ロインジャと合流する。旅人はパーツを見つけるまでの話を語って聞かせた。そして、アマディアのドライフラワーをロインジャに渡した、彼は何かがのどまで出かかっているが、結局思い出せなかった。
アミティ装置の欠片を3つ集めて、ジャザリーの下へ。
ヴィマナ聖典・ジャザリー編
アミティ装置を修理し、ようやく遺跡巨像の中に入ることができた。「諸君、カーンルイア数千年の歴史が我々を見ている!」(因論派・イスカンデルの名言、ナポレオンの名言をもじったもの)。なかはつる草だらけで本当に長い間人が入っていなかったようだ。『亡国カーンルイア・遺跡巨像に関する研究』によると、前にここを調査したのはカビカバスの小隊だった。カビカバスは、妙論は市場もっとも偉大とされる学者、「ハーバッドの天才」と呼ばれた。彼は賢者になる前、フィールドワーク中に事故で行方不明となり、以後、妙論派も没落していった。
炉心は地下にあるから使えず、予備の動力系統が搭載されているのでそれを使ってみることに
カーンルイアって結構歴史があった国なんですね。ここだけでいっぱい興味深い資料が落とされている。
古い仕事日誌(下層)
謎めいた記事①(中層)
「…白鵠騎士ヒルデリック、『ひげ親父』…」
「…重傷により、多臓器不全で死亡。見知らぬ土地で安らかに眠れるように…」
※「鵠」というのは、白鳥の古い呼び方。「くくい」ともよむ。
謎めいた記事②(上層)
「…白鵠騎士ハデュラ、『金殿の衛兵』…」
「…裏切り行為により、ある機械に不可逆的な損害を与えたため、元帥アンフォルタスによって処刑された…」
「…損失は大きく、元帥もこの事件で左目を失ったが、ハデュラは最後の同胞であったため、騎士としての葬儀が許可された…」
中層の中継装置を起動すると黒蛇騎士が現れた。
上層の「謎めいた記事」にあった、白鵠騎士イングヒルダと同一人物だろう。
そして、操縦室へ。
ザンディクのノート(上層)
謎めいた記事③(上層)
「…白鵠騎士イングヒルダ、『幽谷の少女』…」
「…漆黒の獣たちとの戦いで行方不明になり、彼女の…と貴族の指輪印章しか見つからなかった。騎士としての葬儀が執り行われ、埋葬した…」
中継装置を起動すると操縦席のハッチが開いた。
手順通り操作しようとしたら巨像のアームが落ちてしまった。
ジャザリーと別れ、アームをつたって外に出ようとしたところ、アランラキャと再会した。巨像の落ちたアームが地下遺跡の入り口にぶつかって穴が開いた。
ヴィマナ聖典・ディフォ編
地下遺跡に入る。するとアビスの魔術師がいた。先に進むと、「混沌の炉心」があった。
抽出装置を止めることで一応、事態は収まった。
マラーナの化身とアビス教団の関係
アランラキャはヴァツグ祭に参加するため一度帰ることに。そして、森を守るためにまた戻ってくると言った。
アチーブメント「…静かに私を忘れて」
ヴァーナが完治するまで
ヴィマナ聖典のつづき。ヴァーナを病気にしようとするやつが再び現れた。ジャザリーに相談しようとするもアランラキャに「そのナラはダメ」と拒否される。そして、ナラカビカバスならいいアイディアを出すだろうといった。彼は行方不明になってしまったが、彼と一緒に行動したアランロヒタというアランナラがいる。
アランロヒタはなぞなぞの形でヒントを残した。
謎を解き、『不安定な状態における混沌の炉心の安定性強化に関する理論と実践――デーヴァーンタカ山にある古国カーンルイアの遺跡巨像を例として』という論文を手に入れるが…。結局、三人ともわからず、ジャザリーの下へ。カビカバス直筆の論文をみて感動するジャザリー、実践すべくディフ旧窟へ向かった。
炉心を完全に封印したらアビス教団も容易に手を出せなくなるはず。
アビス教団が一斉に襲い掛かってくる。珍しく名前がついているアビスの魔術師
「ガンダーラ」「ゲビッカ」「グンドマール」「ワルデレ」「ハーゲン」「ギスラハリウス」「クリームヒルト」「ゲルノト」「イルング」
いろいろな物語からもじってきたものらしい。一応、調べたがあまり重要でもなさそうだったので省略。
アチーブメント「水と風の仲間」
失われたエネルギーブロック
5人のコードネームはルーン文字からとってあります。
ᚨ *Ansuz [a]
ᚠ *Fehu [f]
ᚦ *Þurisaz [θ]
ᚢ *Ūruz [u]
ᚱ *Raiđō [r]
アチーブメント「アンフォルタス」の名においてを獲得できる
ここの暗号は解読されていて、「We, Schwanen Ritters, have fought to the last one.」。意味は文脈を考えると、「我々、白鵠騎士は死ぬまで(最後の一人になるまで)戦った」だろう。おそらく、遺跡巨像が敵の手に落ちた後もカーンルイアの騎士は戦い続けたのだと思う。
ちなみに調べる過程で層岩巨淵の暗号が解読されてたことも初めて知った。前に見たときは未解読だった(なんかプレイヤーごとに表示されるものが違って難しいみたいな話があった気がする)。だいたいこういう暗号って匂わせばかりなのですが、これについてはかなり踏み込んだ内容に感じました。
感想とか
3章5幕で六大賢者のうち4人が創神計画に関与していたため失脚(残り二人のうち一人はたぶん生論派ナフィス)。落ち目の妙論派は関わってた可能性が高い。作られた神の躯体も妙論派の技術成果に見える。そうすると、次の賢者にジャザリーがなることも十分考えられる。
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