世界任務「仇敵は沸き返る水の如く…」感想&小ネタ

原神

予想してたものよりとんでもないものが来ましたね…

以下は、世界任務「仇敵は沸き返る水の如く…」のネタバレが含まれているのでご注意ください。

バベルの目的

「永遠のオアシス」は子供たちにとって重要なだけでなく、タニット部族にとって信仰の中心的な存在だ。それを擁するものは、「オアシスの女王」ナブ・マリカッタ様の王座を擁するも同然…これは彼女の子孫にとっては、重要な意義を持つことだ。(バベル)

「永遠のオアシス」がタニットに開かれた今、絶対にそれをよそ者に知られてはいけない…オアシスの女王に最も愛されし寵児は、タニット部族でなければならない…それによって、砂漠に散った他の部族をオアシスの周辺に集めることが可能になる。そうなると…想像してみるといい、砂漠に分散している人手と資源が、信仰によって再び集まる…この手と「オアシスの女王」の導きで、砂漠にオアシスの国土を再建できれば、シティの人間に頭を下げる運命だって覆せる我々の宮殿を建設し、我々の学問を発展させ、さらには温室の籠にいるあの神と肩を並べることもできる!(バベル)

なるほどねって思いました。「永遠のオアシス」自体が信仰の中心として象徴的な意味があって、花神の末裔がみな血眼になって探していた。そういう信仰の中心を回復することで、そこから新しく一つの王国が作れる。バベルの目的はオアシスの都市国家の再建でした。もっと言えば、統一国家の実現ですからなんとたいそれた野望を抱いていたことか。

また、シティの人間に対しても劣等感を抱えていたと。タニットは独自の知識体系を持っていて知的水準が高いという話が何度もされていました。プライドがありつつも、現実としては「壁」に跳ね返されて不満を抱えていたようです。最後の戦闘で、ジェイドがバベルのしたことを暴露してもなお露営地の人々が主母についたのは、そうした砂漠の民のやりきれない劣等感が背景にあったのかもしれません。ナヒーダのことを「温室の籠にいるあの神」呼ばわりしているのは許してはいけない。

キャンディスのように自分たちの神がいなくてもちゃんと生きていける人がいる一方で、「神なき人間の惨めさ」を感じてしまう人たちもいる。砂漠のやりきれなさが感じられます。

女王が「生きて」いようが、「死んで」いようが、「復活」できようが出来まいが、それから復活の方法も…「永遠のオアシス」があたしの手中にあれば、すべてあたしが決められることだ。(バベル)

純粋な信仰心や狂信などではなくこのようにただの虚栄と利己心におぼれていただけだと思います。

やり方がとにかくえげつなかった。アザリクが言ってた「生きて帰れなかった方が裏切り者」ということを延々と実践してたわけです(もっとも、バベルの方は生き残った方も始末しようとしてるのですが)。

マシーラ

おい、出てこい!

最近は衍字が多い

「猟鷹タッドラー」において、「すでに峡谷の避難所に入っている」という訳の分からない書置きをして逃げた男。用済みになったからバベルに粛清されたのかと思ったが、なんとジェイドに虚偽の証言をして旅人を陥れようとしました。

最後の戦闘の場でもいなかったので、粛清されたか逃亡したか。

いずれにしてもモヤモヤが残った。

九長老

ブレダ ガワッファ イジドール メドゥール テイヤ ウサード タフレ

そして、マシーラとバベルの9人

テイヤ長老は若くて美しい狩猟団の首領で、バベルより優位な立場にいたと言っているようにやはりあの露営地に転機をもたらしたのはジェイドが訪れたことだったようです。なんとも悲しいオチ。

ファデュイ砂漠遠征考察隊

なかなか濃そうなメンバー

フロドラッカー・フランケンシュタイン教授(行方不明?)
 指揮権を持つ
「嫉妬」から「博士」の指導に従わなかった
 お酒を飲まないと働けない

ゾーヤ・シュナイツェフナ大尉(安全担当)

ルスラン・シュナイツェヴィッチ少尉(副官)、ルシャと呼ばれる。

マルドゥーン少尉(軍医)
オルスト・シュナイツェビッチ二等兵(妹を貴族の学校に通わせてる)
ハドソン二等兵
ジョフェリー(紙切れになる)
イェッフグラフ(自称「隊のモテ男」)
イミューサ

ジュラルド(犬)
「ファッロフの子」のノート・2でいつもの「ファッロフの子」のメンバーがエディという犬を失い、それが「北の女」になついていたという記述があります。たぶん、この女がゾーヤだったのでしょう。

ここの選択肢で「ジェラルド」を選ぶとイェッフグラフとイミューサのコントが見れる。「アイスクリーム」?を選ぶと要領を得ない話の後にすぐ戦闘が始まる。

昨年から「壁炉の家」の出身者がだいぶ増えてきたのでもしかしたら次に出てくる執行官は「召使」かもしれません。

ユフィ・ヒンディ

「赤砂の石板」を研究してた学者で砂漠の知らない男と駆け落ちしてしまったというティルザードの親戚。状況からそれがユフィであるのは明らかなのですが、ジェブライラがユフィの名前出したときにティルザードがふれなかったのでモヤモヤしてました。ティルザードと同じヒンディ家であることが判明しましたしもう確定でいいでしょう。

資料など

ジェイドのメモ

ユフトゥンの任務を終えた後にジェイドに会いにテントに行くもおらず、メモが貼ってありました。

内部撤退行動公文

フロドラッカー教授が欲しがっていた「生体サンプル」に関する取引の書類。「実験のために少女を一名引き渡すこと」に同意。バベルがジェイドをファデュイに売り飛ばしたという決定的な証拠。「もう一つの目標」はたぶん「永遠のオアシス」の探索のことだと思います。

ファデュイの手紙

ゾーヤがルシャ(ルスラン)に宛てて書いた手紙。

被検体に関する初期検査

ジェイドの検査報告。教授は一体何をしようとしていたのだろう…。

移転に関する通達

アル・マジュジ峡谷にあったファデュイ遠征隊の臨時本部に移送する際の注意点が書かれた手紙。

前回の資料のうち、関連あるものを再掲。

ゾーヤ・シュナイツェフナ大尉の行動報告

倉庫物資の受注書

「炎水」はどうやらお酒の名前らしい

感想とか

砂漠のつづきはあるのかというとかなり怪しい。このままではジェイドがあんまりだ…と思いますが。
今回の世界任務でブンブンに触れなかったのは意外でした。サミエルの推測によれば、2つの鍵があればジュラバドの門に入れるのではないかとも思えます。

未実装エリアもまだありそうなので、何かあることを期待したい。

(おわり)

ManQ

原神も3年目となり新しい楽しみ方を探すべくブログを始める。
ストーリーのテキストをじっくり拾って読むのにはまってます。
神話は詳しくないので頑張って調べてます。

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